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小中学生が磨くべきスキルは何?【フィニッシュ】

今日は磨くべきスキルについてお話していこうと思います。

今、日本のバスケットはオールラウンドなプレイヤーが求められています。
2メートル以上ある選手がスリーポイントシュートや正確なドリブル、ハードなディフェンスと今の指導者世代、親世代がバスケットをしていた時よりも求められるスキルが高いです。
小さい選手なら高いスキルは尚更必須になってきます。

最近の選手はかなりスキルアップしているのは間違いありません。
特にドリブルに関して、小学生や中学生はかなり上手です!

Youtube等で動画を見て真似したり、Bリーグの誕生でプロバスケットが身近になったことが大きな要因ではないでしょうか。

エンデバー事業、DC事業、指導者育成事業などで指導者が勉強する機会が増えたことも影響していると思います。
そんな中でもっと向上しないといけないスキルがあると感じています。

それは【フィニッシュスキル】です!
ここでいう【フィニッシュスキル】というのはシュートとシュートを打つ前の動作のことです。

バスケットは相手チームより1点でも多く点数を取れば勝利となります。
そのためにシュートを決めなくてはいけません。
勝利に繋がる、敗北に繋がる要因はいくつもありますが、ここではシュートだけにフォーカスします。

ミニバス(U12)の試合は6分×4Q=24分
中学校(U15)の試合は8分×4Q=32分

この中でどれだけシュートを打てるチャンスがあるでしょうか?
またフリーのレイアップやゴール下などのイージーシュートを打てるチャンスがどれくらいあるでしょうか。

1on1でマークマンを抜いてもヘルプディフェンスがいますし、ブロックに飛んでくるディフェンスもいます。
1on1で簡単に抜けないディフェンスも沢山います。

数少ないシュートが打てるチャンスで確率の高いシュートを選択出来るようになり、そのシュートを決めきるスキルを身につけるべきだと感じています。
何故それを感じたかというとドリブルでディフェンスを崩してもフィニッシュであるシュートをよく外しているからです。

もちろんシュートを100%決められる選手はいません。
プロ選手でもNBA選手でも沢山のシュートを外してきているでしょう。

育成年代である小中学生は多くのシュートを外すでしょう。
外すつもりでシュートを打っている選手はいないと思います。
ただ、なぜ自分のシュートが外れたのか原因に気付き、「次こうしてみよう」と自分なりの答えを持ってシュートを打つ必要があります。

確率の低いシュートは極力打たず、確率の高いシュートを選択する。
更にそのシュートの確率を上げる。

そのための練習が必要だと感じています。

バスケットのシュートはとても難しいものでどうやったらシュートが決まるのか理解が必要です。
理解をして感覚を掴めばシュートの確率が高くなっていきます。

難しい話になってしまいましたが、選手もコーチもフィニッシュスキルについて勉強していく必要があります。
4TH SCHOOLでも練習もレベルアップさせてシュートを決めきるための練習を繰り返し、シュートを決めきることが出来る選手を育成していきます。